ペットを家族として接する家族が多くなってきたことで、大型犬のワンちゃんも外飼いより室内飼いされている家族が増えてきました。
室内で放し飼いされて自由に家を歩き回れるワンちゃんも多いです。
しかし、大型犬を室内で飼うということで、トイレやワンちゃんの部屋などが場所を取ります。
どこに設置すればいいのか悩んだり、飼い主の希望する場所にトイレしてくれないと困ったりすることがあると思います。
では、大型犬を室内飼いしている皆さんはどうしているのでしょうか。
大型犬の室内飼いのトイレの用意
大型犬の室内飼いで特に困るのが、トイレです。
大型犬は小型犬よりに比べて身体が大きいので、小型犬が使うような小さいトイレでは失敗をしてしまうことが多いです。
大きなトイレを設置するには場所も限られますので、どうしたらいいか悩みますよね。
しかし、悩んでいるからといって、子犬から飼っているのに成犬になってもしつけをしないでいるのはいけません。また、成犬になってから飼い始めた場合でも時間をかければしつけられます。
外でしかトイレができないまま老犬になってしまうと、身体が動かなくなって散歩に行けなくなった時に家でトイレを我慢してしまいます。
トイレを我慢することは、膀胱炎や尿路結石の原因になりかねませんので、元気なうちにしっかりと家でトイレができるようにしつけが必要です。
では、大型犬を室内飼いするには、どのようなトイレの用意が必要でしょうか。
大型犬でももちろん子犬の時は身体がまだ小さいです。そのため、身体に合わせて小さいトイレトレーを用意してもいいです。
その方が設置場所を大きく使う必要もありませんので、置き場所もある程度ワンちゃんがトイレしやすい場所を選べると思います。
しかし、小さいトイレトレーを購入したのは良いものの、大型犬はあっという間に成犬のように大きく成長します。
成犬ほどの大きさになってしまうと、身体の大きさとトイレトレーの大きさが合わなくなってしまい、トイレトレーから身体がはみ出してしまい、失敗することが多くなります。
そうすると、大型犬の成犬でも対応できる大きなトイレトレーを再度、購入することになります。成犬と同じくらいの身体の大きさまで成長してしまえば、トイレトレーが壊れなければもう購入することもないです。
ですが、子犬の時のトイレトレーと成犬になってからのトイレトレーと2回購入するのは少しもったいない気もします。そういう場合は、サイズ調整ができるトイレトレーもあるようです。
ワンちゃんのサイズに合うトイレトレーを探してあげましょう。
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トイレトレーでどうしてもトイレが出来ないワンちゃんは、サークルなどで仕切った場所をトイレの場所として教えてあげましょう。
その仕切った場所にトイレシーツを敷き詰めることで、トイレトレーよりも大きなトイレスペースを確保できますので、大体同じ場所でトイレができるようになれば大丈夫です。
トイレトレーよりもサークルなどの方が確実にトイレの場所が広くなるため、家全体に占めるトイレの割合も大きくなってしまいます。
場所を取るのは大変かもしれませんが、仕切った場所の中でも、同じような場所でトイレができるようになれば、サークルを少しずつ狭くしていくことができます。
最終的に、サークルなどの仕切りがなくてもトイレの場所だと認識して同じ場所でトイレするようになってくれる子もいます。
トイレトレーの場合は、トイレトレーに合わせたサイズのトイレシーツを購入すれば大丈夫です。小さいトイレトレーの時の残りを大きなトイレトレーに使う時は、複数枚敷いてあげれば使用できます。
サークルなどで仕切る場合は、トイレシーツを敷く場所が広くなりますので、大きなトイレシーツを敷いてあげるといいと思います。
いつものトイレの量がそこまで多くないワンちゃんの場合は、小さいトイレシーツにしてあげるとトイレシーツの節約になります。
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どうしても足を上げてトイレをしたいワンちゃんもいますよね。
そういう時は、トイレ用の棒を用意してあげるとトイレしやすくなると思います。
トイレトレーやサークルの真ん中にトイレ棒を設置してあげると失敗しなくなるかもしれません。
なお、用意するものではありませんが、どう工夫しても失敗してしまうワンちゃんの場合、トイレ近くの壁や家具に圧迫感を感じて失敗している場合もあるので、トイレを設置する場所を確認してみてください。
大型犬の室内での放し飼いの注意点
大型犬を室内で放し飼いしている家族も多くみられますが、注意しなければならないこともあります。
室内でワンちゃんを飼っているとワンちゃんと一緒にご飯を食べたり、ワンちゃんに人間のご飯をあげたりしている家族もいると思います。
しかし、人間のご飯、特におかずは人間用として味付けをされていますので、ワンちゃんにとっては味が濃いものが多いです。
そのため、人間のご飯をあげすぎてしまうと肥満になること、アレルギー性皮膚炎などの病気になりやすくなることがあります。
室内飼いのワンちゃんの中には家で自由に行動できるようにされている子もみられますが、ワンちゃん用のケージは必要です。
もともと犬は縄張り意識の強い動物ですから、家で自由に動けるワンちゃんは家全体が縄張りと認識します。
そのため、来客に対して吠えてしまうなどの態度をとってしまうことがあります。
しかし、大型犬でもケージを用意してあげることで自分の部屋がケージでケージが縄張りだと認識させてあげると来客に対しての態度が変わってくることがあります。
可愛いワンちゃんですから、ついつい甘やかしたいと思ってしまいますよね。
だからといって、
・オヤツが欲しいという態度をとられたからオヤツをあげる
・抱っこして欲しいという態度をとられたから抱っこしてあげる
・散歩に行きたいという行動をしたから散歩に行く
というのは、ワンちゃんは家族より自分の方が偉いという勘違いをしてしまい、わがままになってしまうので注意してください。
最後に
大型犬のワンちゃんは小型犬よりもトイレやケージなどに場所をとってしまいます。
しかし、場所を取れないからといって、トイレは散歩の時だけで大丈夫だと勝手に判断することは、ワンちゃんの体調にも関わることですのでやめましょう。
時間がかかってもしっかりと家でトイレができるようにしつけてあげましょう。
また、可愛い愛犬ですから甘やかしたい気持ちはよく分かります。
あのキラキラした目で見つめられてしまうと、つい甘やかしたくなるのです。
それでも、少しだけ自分に喝を入れて接してあげることで、ワンちゃんと良い関係を築き上げられるようにしてくださいね。
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