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ネスプレッソを選ぶとき、最初に迷うのが「オリジナル」と「ヴァーチュオ」の違い。
エスプレッソを中心に飲むならオリジナル、マグカップでたっぷり飲むことが多いならヴァーチュオから見てみると選びやすいです。
ただ、ヴァーチュオでもエスプレッソは淹れられますし、オリジナルでもお湯やミルクを合わせて楽しめます。普段の飲み方を思い浮かべながら比べてみてください。
購入前に知っておきたいのは、オリジナルとヴァーチュオのカプセルは共用できないこと。マシンの見た目や値段だけでなく、飲みたいカプセルまで見ておくと、買ってから迷わずに済みます。
ネスプレッソのオリジナルとヴァーチュオの違い
オリジナルとヴァーチュオは、コーヒーを淹れる仕組みが異なる2つのシステムです。
「ヴァーチュオのほうが新しいから上位モデル」という関係ではなく、飲みたい量や好みで選びます。
| 比較するところ | オリジナル | ヴァーチュオ |
|---|---|---|
| 抽出方法 | 最大19気圧の高圧力抽出 | 遠心力を使うセントリフュージョン |
| カプセル | オリジナル専用 | ヴァーチュオ専用 |
| カプセルの共用 | できない | できない |
| 主な抽出量 | 約25・40・110mlなど | 約40・80・150・230mlなど |
| 抽出量の選び方 | ボタンなどで選ぶ。操作は機種による | カプセルのバーコードを読み取り、自動調整 |
| 味わいの特徴として公式が紹介していること | 凝縮された味わいのエスプレッソ | なめらかなクレマと柔らかな口当たり |
| ラテ・カプチーノ | 対応機種や別のミルク機器で楽しめる | 対応機種や別のミルク機器で楽しめる |
| 本体サイズ・タンク容量 | 機種によって異なる | 機種によって異なる |
※抽出量はコーヒー部分の目安です。対応する抽出量やボタンは機種によって異なります。ヴァーチュオの大容量カプセルも、対応機種の確認が必要です。
まず考えたいのは、朝や食後にどのくらいの量を飲んでいるか。
小さなカップで飲むのが好きなのか、マグカップを片手にゆっくり過ごしたいのかで、使いやすいほうが見えてきます。
エスプレッソ中心ならオリジナル、マグで飲むならヴァーチュオ
オリジナルは、少量のコーヒーやラテを楽しみたい人に
食後にエスプレッソを飲んだり、濃いコーヒーにミルクを合わせたり。そんな飲み方が好きなら、オリジナルが候補になります。
最大19気圧の高圧力抽出を採用していて、コンパクトな代表機種では、エスプレッソ約40mlとルンゴ約110mlをボタンで選べます。
ただ、「40mlって少なくない?」と思う方もいますよね。
たっぷり飲みたいときは、エスプレッソを淹れてからお湯を足し、アメリカーノにする方法があります。機種によっては、アメリカーノをワンタッチで作れるものもあります。
オリジナルを選んだからといって、小さなカップでしか飲めないわけではありません。
その日の気分で、お湯やミルクを合わせたい方にも選びやすいです。
ヴァーチュオは、マグサイズをカプセル1個で淹れたい人に
朝食と一緒に飲んだり、仕事の合間に少しずつ飲んだりするなら、マグサイズに対応したヴァーチュオが便利そうです。
カプセルを回転させ、遠心力を利用して抽出する仕組みで、カプセルごとのバーコードを読み取って抽出条件を調整します。
主なサイズはこちらです。
| カップサイズ | 抽出量の目安 |
|---|---|
| エスプレッソ | 約40ml |
| ダブルエスプレッソ | 約80ml |
| グランルンゴ | 約150ml |
| マグ | 約230ml |
たとえば、ヴァーチュオ ポップとポップ プラスは、エスプレッソからマグまでの4サイズに対応しています。
1種類のカプセルから、毎回好きな量を選ぶという意味ではありません。 基本は、飲みたい量に合うカプセルを用意して使います。
朝はマグ用、ラテを作る日はダブルエスプレッソ用、と選ぶ楽しみがありますね。
なお、カラフェ約535mlなどの大容量を使いたい場合は、対応するマシンを選んでください。ポップとポップ プラスは、カラフェサイズには対応していません。
味の違いは、いつもの飲み方で比べたい
公式では、オリジナルは凝縮された味わいのエスプレッソ、ヴァーチュオはなめらかなクレマと柔らかな口当たりが楽しめると紹介されています。
クレマは、コーヒーの表面にできる泡のこと。抽出方法が違うため、この泡の性質も異なります。
とはいえ、泡の厚さだけで好みは決まりません。苦みや香り、飲んだときの口当たりも気になるところです。
試飲できる店舗があれば、普段に近い飲み方で比べてみてください。ブラック派ならそのまま、ラテ派ならミルクを合わせた味まで確認できると、選ぶときの参考になります。
カプセルは共用できる?毎月いくらかかる?
オリジナル用とヴァーチュオ用は別物
購入時に間違えたくないのが、カプセルの種類です。
- オリジナルのマシンには、オリジナル用
- ヴァーチュオのマシンには、ヴァーチュオ用
同じネスプレッソでも、形や抽出の仕組みが違うため、入れ替えて使えません。
まとめ買いするときや、プレゼントでもらうときも、「ORIGINAL」「VERTUO」の表示を確認しておきましょう。
他社の互換カプセルを検討する場合も、「ネスプレッソ対応」という文字だけで判断せず、使えるシステムと機種を確認してください。
カプセル代は、飲みたい味と杯数で計算しよう
本体が予算内でも、毎日飲むならカプセル代は気になります。
2026年10月に確認した公式掲載価格から、2種類を例に計算しました。
| カプセル | システム | 抽出量の目安 | 10個入りの税込価格 | 1杯分 | 1日1杯・30日分 |
|---|---|---|---|---|---|
| アルペジオ | オリジナル | 約40ml | 1,026円 | 102.6円 | 3,078円 |
| メロツィオ | ヴァーチュオ | 約230ml | 1,296円 | 129.6円 | 3,888円 |
※送料、ミルク代、電気代などは含みません。価格は変更される場合があります。
計算方法は、次のとおりです。
税込カプセル価格÷個数×1日に使う個数×30日
この例では月810円の差がありますが、約40mlと約230mlでは飲める量も違います。単純に「オリジナルのほうがお得」とは言い切れません。
ラテ1杯にカプセルを2個使うなら、その分の費用がかかりますし、家族で飲むなら全員分で計算する必要があります。
すべてのカプセルが同じ価格ではないので、気になる味をいくつか選んでから計算してみてください。普段の出費を想像しやすくなります。
ラテやカプチーノはどちらでも作れる?
ミルクを泡立てる機能は、マシンごとに違う
ラテを飲みたい場合も、オリジナルとヴァーチュオの両方が候補になります。
ただし、どのマシンにもミルクを温めたり泡立てたりする機能が付いているわけではありません。
選び方は、大きく分けると次の3つです。
| 作り方 | 購入時に確認すること |
|---|---|
| 抽出したコーヒーに、自分で用意したミルクを加える | 希望する量のコーヒーが淹れられるか |
| エアロチーノなどのミルク泡立て器を使う | マシンとは別売りか、セットに含まれるか |
| ミルク機能付きマシンを使う | 作れるメニューと、ミルク部分のお手入れ方法 |
商品写真にカプチーノが載っていると、本体だけで作れるように見えることもありますよね。
たとえばヴァーチュオ ポップには、ミルクレシピの機能は付いていません。泡立てたミルクを使いたいなら、別の機器などを用意します。
ラテ派の方は、マシン本体とミルク機器を合わせた金額で比べましょう。
洗う部品も見ておきたい
コーヒーを淹れる準備は手軽でも、お手入れは必要です。
使用済みカプセルを捨てたり、水タンクやカップ受けを洗ったりするほか、機種に応じたすすぎや湯垢洗浄を行います。
ミルク機能や泡立て器を使うなら、ミルクに触れた部品の洗浄も加わります。
毎朝使うつもりなら、「何が作れるか」と一緒に「飲み終わったあとに何を洗うか」も見ておくとよさそうです。
清掃方法や洗える部品は機種によって異なるので、購入するマシンの取扱説明書で確認してください。
オリジナルとヴァーチュオ、どっちを選ぶ?
オリジナルが合いそうなのはこんな人
- エスプレッソやルンゴをよく飲む
- コーヒーにミルクを合わせて楽しみたい
- お湯を足してアメリカーノにする飲み方でもよい
- コンパクトな機種を探している
食後に少量を飲むことが多かったり、エスプレッソをベースにアレンジしたかったりするなら、オリジナルから見てみてください。
コンパクトな代表機種にはエッセンサ ミニがあります。イニッシアも候補になるので、置き場所や給水のしやすさで比べてみるとよさそうです。
ヴァーチュオが合いそうなのはこんな人
- マグサイズをカプセル1個で淹れたい
- エスプレッソやダブルエスプレッソも飲みたい
- カプセルごとの抽出設定をマシンに任せたい
- 飲みたい量に合わせてカプセルを買い分けたい
「朝はマグで飲みたいけれど、休日には少量のコーヒーも楽しみたい」という方には、ヴァーチュオが候補になります。
約230mlまでを中心に飲むなら、ヴァーチュオ ポップを確認してみてください。カラフェサイズまで使う予定なら、対応する別機種を選びましょう。
最後は置き場所と合計費用を確認
システムが決まったら、次は実際に置く場所を測ってみましょう。
幅だけでなく、奥行きやカプセルを入れるためにフタ・レバーを開ける空間も必要です。水タンクを外せるか、いつものカップを置けるかも確認してください。
ミルク泡立て器を使うなら、その置き場所も忘れずに。
費用を比べるときは、次の内容をそろえると分かりやすいです。
- マシン本体の価格
- 付属するカプセルの個数
- ミルク機器の有無
- 送料と保証
- 普段飲むカプセルの月額
楽天公式店では、エッセンサ ミニCの7カプセル付きが税込19,800円で掲載されていますが、カプセルを増やしたセットでは価格が変わります。確認日は2026年10月23日です。
本体だけの価格と、ミルク機器やカプセルが付いたセット価格を、そのまま比べないようにしてくださいね。
オリジナルとヴァーチュオについてよくある質問
市販のコーヒー粉や豆は使える?
どちらも、対応するカプセルを使うマシンです。
市販の豆や粉を直接入れるものではありません。好きな豆を買って挽きたい場合は、その使い方に対応したコーヒーメーカーを選びましょう。
オリジナルでマグカップ一杯分を作れる?
エスプレッソなどを適量で抽出し、お湯を足す飲み方ができます。
少量向けのカプセルに長くお湯を通し続けるのではなく、推奨量で淹れてからお湯を加えて調整してください。
ヴァーチュオなら、どの大容量カプセルも使える?
機種によって異なります。
同じヴァーチュオ用でも、カラフェなどは対応機種が限られます。カプセルの商品説明と、使うマシンの対応情報を確認しましょう。
同じカプセルで2杯淹れてもいい?
カプセル代は、1個を推奨量で1回抽出する前提で考えましょう。
もう一度お湯を通しても、同じ味や濃さにはなりません。たっぷり飲みたいなら、量に合ったカプセルや、お湯を足す飲み方を選ぶほうがよさそうです。
まとめ|いつも飲んでいる一杯を基準に選ぼう
エスプレッソ中心ならオリジナル、マグサイズをカプセル1個で淹れたいならヴァーチュオが候補です。
どちらでもラテは楽しめますが、ミルクを泡立てる機能や機器が含まれるかは、マシンとセット内容で変わります。
まずは飲みたい量を決めて、気になるカプセルの味と価格をチェック。そのあとに、ミルク機能や置き場所に合うマシンを探すと、選びやすくなります。
カプセルは共用できないので、本体と一緒に対応システムも確認しておきましょう。
